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トヨタ産業技術記念館は、旧豊田自動織機工場を産業遺産として保存活用し、トヨタグループの共同事業として開設された産業博物館です。
国の重要文化財に指定されている赤レンガの建物内には、基本理念のシンボルとして豊田佐吉が発明した画期的な織機「環状織機」が動態展示されているほか、近代日本の発展を支えた基幹産業の一つである繊維機械や自動車技術の変遷を時系列で学ぶことができます。
大正時代に建てられた紡績工場を使用した繊維機械館では、動力活用の歴史的変遷紹介や、歴代の紡績機械が約90台展示され、実際の稼働の様子がスイッチひとつで操作できたり、大型機械の稼働風景をガイドスタッフによる詳細な解説付きで見学できるなど、機械に興味がない人でも思わず見入ってしまう迫力ある展示に圧倒されます。
また、広大な空間を誇る自動車館では、創業当時の車造りの取り組みが紹介されたコーナーや、ブレーキやエンジン、サスペンションや車体など自動車の仕組みを紹介するエリア、塗装や鋼板加工などの技術の変遷、時代を代表するトヨタ車の紹介など、車の構造や生産技術を映像や実物展示を通して幅広く紹介しています。
その他にも、ホンモノの機械を使ってモノづくりが体験できる「わくわく体験コーナー」や、水鉄砲や電動カートなど繊維機械や自動車に使われている原理を取り入れた各種アトラクションが体験できるコーナーがあったりと、多彩な動態展示を絡めた演出で老若男女が楽しめる構成となっています。
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トヨタ産業技術記念館見学・体験内容
※団体でのご利用の際はご相談ください。