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日本を代表する住宅総合機器メーカーとして、今や国内のみならず世界中にその高い技術力が認められているTOTO。そんなTOTOの創業は約100年前の1917年。まだ下水道が整備されていない時代に、生活文化向上を願って水洗便器製造に着手したことが始まりです。
TOTO発祥の地でもある小倉第一工場では、最新技術によって生み出される腰掛便器の成形・施釉・焼成・検査などほぼ全工程を見学することができます。
見学では、まず最初にTOTOの歴史や、衛生陶器に関する進化や技術、環境活動などに関するガイダンスを受け、その後、実際に機械や人の手でつくられる伝統の衛生陶器の生産ラインを見学していきます。
工場内では、型の中に原材料を流し込んで造られた陶器の原型を、キズやヒビがないかをひとつひとつ肉眼で検査する工程や、TOTO独自の防汚技術・セフィオンテクト加工、全長115メートルもの専用のトンネル窯、目に見えない傷がないかどうかをチェックする作業など、機械化された部分と人の手による感覚を融合させて高品質製品を造り出している様子が見て取れます。
また、併設されたTOTOミュージアムでは、TOTO製品をはじめ大便器・ウォッシュレット・水栓・食器など様々な衛生陶器が展示され、陶器メーカーという枠を超えて、社会や文明の進化にも触れることができる人気スポットとなっています。
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TOTO小倉第一工場見学概要
※団体でのご利用の際はご相談ください。