醤遊王国

毎日の食卓に欠かせない調味料「醤油」。日本人になじみの深い調味料の代表格ですが、醤油がどうやって作られるのかなど、醤油に関する知識はそれほど多くないはずです。

大正12年創業「弓削多醤油(ゆげたしょうゆ)」が運営する埼玉県日高市にある「醤遊王国」では、醤油の原材料から作り方・使い方・保管の仕方など、国産の丸大豆・小麦・天日塩を原料にした伝統のしょうゆ作りの様子を間近で見ることができる工場見学を実施しています。

工場見学では、実際に仕込み中の杉の木で作られた直径2mを越す木桶や、そこに入れられたもろみが発酵する具合を見ることができ、木桶に入れられた時期ごとに異なっているもろみの色の変化が観察できます。
また、全国で唯一醤油の生しぼり体験も実施しており、職人さんの指導を受けながら自分で醤油を絞る「自分しぼり」では、もろみを購入した後自分でしぼり、できあがった生醤油としぼり終わったもろみを持ち帰ることができるほか、お手軽な「しぼり体験」では、木桶に仕込んだもろみを全体重をかけてしぼる体験ができ、しぼった生醤油も有料で持ち帰ることも可能です。

その他にも、1Fの直売所では、しぼったばかりの生醤油や味噌・つゆ・漬物・ドレッシング・ソースなど弓削多醤油オリジナル商品をはじめ、国内産大豆の豆腐・納豆など醤油と相性の良いアイテムを多数取り揃えているほか、2Fの軽食コーナーでは、人気メニューの卵かけごはんをはじめ、醤油だんご・冷や奴・納豆など、各種料理をそれぞれの料理に相性が良い風味豊かな醤油をかけてその違いを堪能することができます。
ぜひこの機会に、日本の伝統の味を受け継ぐ、こだわりの木桶仕込みの天然醤油造りの現場を五感で体感してみてください。

醤遊王国工場見学概要