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長野県上田市にあるシャトー・メルシャン「椀子ワイナリー」では、醸造施設や栽培風景を見学できるワイナリーツアーを受け付けています。
ワイナリーのある丸子地区は、かつては桑畑が広がる養蚕業が盛んな地域でした。しかし、養蚕業の急速な衰退や農業従事者の高齢化・担い手不足により、そのほとんどが耕作放棄地状態となっていました。
そうした中、遊休荒廃地だった周辺一帯がワイン用のぶどう栽培に適していたことから、ぶどうの栽培地を探していたメルシャンと行政・地元有志が協力し造成・植栽を繰り返し、ヴィンヤードとして再生していきます。
さらにそこから10年以上の歳月をかけ収穫量を順調に伸ばし、醸造用ぶどう栽培からワイン醸造まで手がけるブティックワイナリーへと生まれ変わりました。
ワイナリー内では、ガラス越しにワイン醸造スペースにある醸造タンクや樽庫で生産管理されている様子が見学できるほか、テイスティングカウンターでは約10種類以上のワインが用意され、椀子ワイナリーで製造されたワインや他エリアのメルシャンワイナリーで作られたワインを軽食と一緒に試飲することもできます。
また、併設のワインショップでは、約30種類にもわたるワインを販売するほか、ワイングラスなどのオリジナルグッズも取り揃えられています。
2Fのテラスからは、浅間山や北アルプスなどが一望できる素晴らしい光景が楽しめ、あたり一面に広がるぶどう畑では、メルローやカベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワール、シャルドネなど様々な品種が栽培されており、大切に育てられている様子も伺えます。
醸造施設や栽培の様子が見学できるワイナリーツアーも複数用意されているので、地域資源をフルに活かした魅力あるワインの味わいをぜひ現地で体感してみてはいかがでしょうか。
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シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー見学概要
※団体でのご利用の際はご相談ください。