伯方塩業・大三島工場

伯方塩業は、創業当時より原材料や製法にこだわり、にがりをほどよく残した塩は、体に必要なミネラルを残すため遠心分離は使わず、乾燥室で自然乾燥させてつくり、風味豊かでほのかな甘みが特徴です。
大三島工場では、輸入天日塩田塩を日本の海水で溶かして再結晶させるまでの塩の生産工程が見学できます。

見学では、見学者用に設けられた通路から、溶解・水切り、乾燥・選別などの工程を説明を聞きながらじっくり見ることができ、なかでも、海水を煮詰める巨大釜や、大量の塩山積みになった乾燥場の様子はなかなかの迫力です。
工場見学の後は、薄い塩水を試飲できるコーナーや塩の実験コーナーで、塩について学んだり、淡い塩味で甘みが引き立つソフトクリーム味わったり、お土産用に伯方の塩を使用した製品購入も楽しめます。

また、このほかにも、瀬戸内の風物詩として親しまれた、長さ35mにも及ぶ流下式枝条架併用塩田が工場の東側に再現されており、新旧生産工程の違いがよくわかる興味深い展示となっています。

伯方塩業・大三島工場見学概要