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1658年に島津家第19代当主・島津光久の別邸として築かれた、九州を代表する景勝地として知られる鹿児島市の名勝・仙巌園。
桜島を築山に、鹿児島湾を池に見立てた雄大な景色をはじめ、約15,000坪の園内には、日本初のガス灯発祥の一つとして挙げられる鶴灯籠や、南の玄関口といわれた薩摩の歴史・風土にふさわしい、各国文化の影響が色濃く見られるものが数多く残されています。
そんな近代化を推し進めた名勝地に隣接する島津薩摩切子工場では、江戸時代に生まれたガラス工芸・薩摩切子の製造工程を間近で見学することができます。
ここでは、100年以上もの間途絶えていたその伝統技術を見事現代によみがえらせて、さまざまな製品づくりを行なっています。
工場見学では、吹きガラスによる生地つくりからカット・磨きまで、薩摩切子の制作過程をすべて見学することができ、職人たちの高度なカット技術で生み出された個性的な模様や色とりどりの美しいガラス製品に魅了されます。
また、併設するギャラリーショップでは、工場で製造された薩摩切子をはじめ、磯お庭焼、鹿児島の工芸品等を多数販売するほか、園内にも仙巌園限定焼酎やさつまあげ・かるかんなどの名産品を取り扱う売店や、桜島が一望できるロケーションの中、郷土料理が味わえるレストランなど、年間を通して楽しめるスポットとなっています。
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島津薩摩切子工場見学概要
仙巌園