南三陸BIO(ビオ)

南三陸BIO(ビオ)

東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県北東部南三陸町にあるバイオガス施設「南三陸BIO」では、自治体をはじめとした一般の見学受け入れを行っています。
南三陸BIOは、南三陸町内の住宅や店舗から排出される生ゴミやし尿汚泥といった有機系廃棄物を発酵処理して、バイオガスと液肥を生成するリサイクル工場で、震災を教訓に、地域資源を活用した循環型社会の構築を目指して設けられた施設です。
施設内で生成されたバイオガスは、発電に用いるなど施設内で利用され、余剰電力は電力会社への売電や災害発生時などの非常用電力にも利用できるようになっています。
また、南三陸のミネラル分をたくさん含んだ液肥は肥料としても有効活用されています。
地域住民の理解と協力によるこうした資源化への取り組みで、これまで廃棄物として処理されていた地域生ごみの資源循環が大幅に促進されているそうです。
近い将来に訪れる、持続可能な循環型社会への取り組みを身近に学べる場としておすすめです。

南三陸BIO(ビオ)見学概要

見学実施日
平日、土・日・祝祭日
※土・日・祝祭日は「南三陸BIO」が稼働していないため、設備を外から見学となります。
見学可能時間
9:00~15:00
定休日
土・日・祝祭日、年末年始
見学人数
1名様~40名様程度
※40名を超える団体でのご利用の際はご相談ください。
所要時間
約90分〜330分
申込方法
お問い合わせフォームにて事前申し込み。
所在地
宮城県本吉郡南三陸町志津川字下保呂毛14-1
お問い合わせ
9:00~16:00
施設連絡先
0226-25-9501
WEBサイト
南三陸BIO(ビオ)