ショウワノート

ショウワノート工場見学

昆虫や植物の写真が表紙を飾り、小学生からその親世代まで圧倒的な認知を誇る「ジャポニカ学習帳」。そんな幅広い世代から愛される国民的ノートを製造する「ショウワノート」では、富山県にある高岡工場で工場見学を受けつけています。
国道沿いからも見ることができる現代風に新装された工場建屋には、高岡市出身の藤子・F・不二雄さんの代表作ドラえもんの壁画やジャポニカ学習帳の表紙をモチーフにしたデザインが施され、親しみと遊び心があふれた装いで見学者を出迎えてくれます。
見学では、まず見学前の事前学習として、学習帳の製造工程や工場の成り立ちについて学び、製造工程の見学へと移ります。
展示物のひとつであるロール状になった原紙は、国内の製紙メーカーで生産された重さが約700キロもあるショウワノート専用の紙で、1ロールでおよそ7,200冊のノートが製造できるとか。

また、実際の製造ラインでは、ロール紙の巻グセを伸ばす工程や、印刷・丁合・裁断・ミシンを使った二重かがり綴じという縫製作業が見学でき、製造工程内で発生する切れ端など紙片は、工場内に張り巡らされているパイプで吸い上げられており、とても綺麗な環境で生産されている様子が見て取れます。
見学途中には、ショウワノートや学習帳の歴史・特徴を紹介するコーナーや、ジャポニカ学習帳のあゆみや表紙にまつわるこだわりポイントも展示紹介されているほか、最大の見所でもあるタイムトンネルでは、天井や周囲の壁一面に歴代のジャポニカ学習帳の表紙が貼られ、まるでステンドグラスに彩られた空間にいるかのような色鮮やかな世界観を体験することができます。

その他にも、グッズコーナー「FACTORY SHOP」で、ジャポニカ学習帳の復刻限定版やクリアファイル、ドラえもん関連のアイテムなど高岡工場でしか手に入らない限定オリジナルグッズを多数販売しているほか、工場前にある公園内に、ドラえもんに登場する主要キャラクターが漫画のワンシーンを彷彿とさせる光景で演出されているなど、高岡・氷見エリアの観光スポットとしてもおすすめです。

ショウワノート高岡新工場見学概要

見学実施日
平日
見学可能時間
10:00〜11:00/13:15〜14:15
定休日
土曜日・日曜日・祝祭日・年末年始・お盆
見学人数
1名様~30名様
※団体でのご利用の際はご相談ください。
所要時間
約60分
申込方法
HPにて事前申し込み。
※16名様以上の団体様は電話予約
所在地
富山県高岡市佐野850
お問い合わせ
平日:9:00~16:00
施設連絡先
0766-22-6201
WEBサイト
ショウワノート工場見学